森田さんの子どもたちへの想いを知る

みなさん、こんにちは、こんばんは。
ストレスフリー&ナチュラルな髪のお手入れ術を発信しています、はなはな(ヘアライター上條 華江)です。

お久しぶりの更新になってしまいました。感動と感謝の連続の激動の日々を送っていました。

去る8月19日(月)山梨県北杜市のトリートドームOR(オール)で開催された森田 要さんの講演会へ。森田 要さんはラクシュミーの代表であり、インド産の上質なエコヴェーダヘナを販売し、ヘナによる髪や体への素晴らしい影響について講演会でお話されています。私もエコヴェーダヘナの愛用者なので、お話が聞けるのを心待ちにしていました!
お話会に誘ってくれたChihoさん、講演前に一緒に森田さんのところにご挨拶に行ってくれたえみさん、本当にありがとう。
講演前に森田さんにご挨拶に行き、お話をさせていただいたところ私の「ヘアライター」という仕事、職歴に興味を持っていただき、新企画を進めていくことになりました。講演会でもマイクを持たせて話をさせていただき、身に余る光栄でした。

23日(金)には早速森田さんのヘアサロン「kamidoko」にお伺いして、打ち合わせを! 森田さんのお話を聞き、誰よりも真剣に“美容と称するもの”によって子どもたちが健康被害に遭わないように願っていることが分かりました。

ステキなサロンで、森田さんの「髪」に対する
熱い想いを聞くことができて
感無量でした。
背が高い森田さんが私のスマホを持って
タイマーでの自撮りにお付き合いくださった貴重な1枚!

美容室で美しさが奪われる現状


さて、こちらは森田さんが講演会で配布した新しいパンフレットです。

美しい表紙のパンフレットを講演会で頂きました。
このパンフレットを読むと
15歳~75歳以上までの生涯を通じて
どのような「髪の悩み」が生じるかが分かり、
化学的な薬剤を使った施術について考えるきかっけになります。

このパンフレットの中にある「15~24歳の髪の悩み」というのは特に重要なポイントです。森田さんが代表を務める「ラクシュミー」のHPからも確認ができます。https://laksmi-jp.com/4713/

●15~24歳の髪の悩み
私の現状:癖毛が気になりストレートパーマに憧れる。ヘアアイロンも手放せない。
MORITA'S ADVICE あなたの髪は御先祖から継がれたかけがえのないあなただけの宝ものです。それを他の誰かみたいになりたいなどと妄想して大切なあな前途洋洋たるあなたが元気でいられるよう、髪にダメージを加えるようなことは避け、ヘナで整えてみてください。苦言と感じられるかもしれませんが若者を守るのは大人の役割です。良識を備えてください。

これは私(上條)にとっても本当に耳が痛いです! 私は20代のときにティーン誌に沢山のヘア記事を書いてきましたから…。女性誌のメインテーマって“変身願望を煽る”ということなんですね。「今のままの自分じゃダメなんだ!」読者にそう思ってもらうことが重要で、それが広告収入や雑誌の売上に繋がるという仕組みです。

さらに「25~34歳の髪の悩み」を見てみましょう。https://laksmi-jp.com/4715/

●25~34歳の髪の悩み
私の現状:髪は思いのほかぱさついて思うようにまとまらない。なんとなく続けてるけれどこのままじゃお財布も心配…
MORITA’S ADVICE 賢明な気付きを賞賛します。人生の春から夏に向かう時、真の美しさを育むには最適だから。ご自身の元気な髪をかりそめのキャラクターに仕立てるのは勿体ない。寿命が85歳と試算するとヘアケアに生涯1000万円以上かかってしまいかねません。1990年代、ヘアカラーの宣伝に登場のモデルが30年以上経った今、ウィッグの宣伝で活躍されているのが痛々しい現実です。
経皮吸収の観点からも視力・肝機能障害・生殖器毒性・発がん性などのリスクも視野に入れ、美意識や習慣の再考を。どうぞヘナをお試しください。

私自身も50歳にまるまでに、いくらの美容室代を使ってきたのでしょう? しかし、人間というのは身を持って失敗をしたり、経験をしないと分からない浅はかな生き物ともいえますよね……。経験をしても分からない人も多く、最後はカツラや薄毛治療に行きつくことになりかねないのも現状です。それぐらいにプロモーションのチカラは絶大なんです。

私は40代になってから取材を通して「これはおかしい」と気付いたのですが、美容業界というのは決して雑誌では本当のことは書けない、このブログでも発信することが難しいぐらい、美容からかけ離れたものになっていると感じています。それはストレートに表現してしまえば「カネのためなら何でもやる」ということです。「美容によって病気になる」これが真実なのだと思います。
これは美容師さんが悪いという単純な話ではなく、政官民が癒着しておこなっているので、非常にタチが悪いのです。これを、どのように伝えていけばいいのか? 私は悩んだ末に今年初めにお話会を主催しました。少しでも“美容と称するもの”の餌食になる人を減らしていきたいと思ったからです。
このような発信を続けている私のような者は、マスコミで生計を立てることは難しいのが現状でもあります。

森田さんは1980年代から美容の罠に気付き、ケミカルな美容室を辞めて独立し、書籍やワークショップを通じて警鐘を鳴らし続けています。今回お話を頂いた新企画で、私もペンの持つチカラに賭けてみたいと思っています。
みなさんに改めていいご報告ができるように自分にできることを精一杯いたします。

ヘアライター 上條 華江