髪が美しい年配の女性が少ないのはナゼだろう?
ドラッグストアやバラエティショップに行くと、これでもかというほどのシャンプーやトリートメントが並んでいます。それだけでなく、アウトバス(お風呂の外)で使う、ヘアオイルなどのヘアケア商品も次々に新顔がお目見えしているようです。
それならば、日本の女性たちはいくつになっても美しい髪をキープできるはずなのに…。年配の女性をターゲットにしたウィッグの広告であふれているのは、どいうことでしょうか?
結論から言ってしまうと、シャンプーもトリートメントも、その他のヘアケア商品もカラー剤も不要ということになるのです。
江戸から昭和の女性たちは月に1~2回しか髪を洗っていなかったのですから。
少し話が逸れますが、先日『大吉原展』に行ってきました。その展示でも江戸時代の遊郭の女性たちは月に1回の洗髪であったと、書いてありました。実際に匂いや痒みはなかったのか気になるところではありますが、それにしても現代人は清潔病ともいえるぐらい、洗髪のしすぎのようです。
明治時代に石鹸が登場するまでは「ふのり」を熱いお湯で溶かし、そこに「うどんのこ」を投入してよく混ぜて髪に塗布したり、灰汁(あく/灰を水に浸した上澄み液)や灰、粘土、椿の油粕などが使われていたと言われています。なんとも、エコで還元的な洗髪法ですよね。
江戸時代の人も使っていた「つばきシードパウダー」に注目
私は江戸時代の人が使っていたという「椿の油粕」は現代でも最強のナチュラルな美容アイテムだと感じています。髪にも洗顔にも体にも、入浴剤としても使えてお気に入りです。ネット通販で購入できるので、以下ご紹介します。
普段はパウダータイプのハーブシャンプーを使うことが多いですが、「つばきシードパウダー」での洗髪もふんわり軽やかな仕上がりでいい感じ。(入浴剤として使うのは浴槽が汚れるため、家族に不評ですのでご注意を!)
初めは液体のシャンプーやトリートメントから離れることには抵抗があるかもしれません。でも、シャンプーという常識の落とし穴に気付いたときに、あなたの自然な美しさが引き出されるはずです♡
つばきシードパウダーやハーブシャンプー、ヘナカラーなど自然なアイテムにシフトすると、洗髪の頻度も少なくなり、髪への負担が少なくなっていきますよ。少しずつTRYしてみてくださいね。
いっしょに未来の美髪を育てていきましょう♡
ライター上條 華江