ハーブシャンプーってなぁに?
私のお話会に参加してくださった方や友人が合成界面活性剤でできた液体シャンプーを卒業し、ハーブシャンプーへとスイッチしました。まわりではハーブシャンプーの魅力に気付いてくれる人が増えてきています。
ハーブシャンプーはまだ多くの方にとってなじみがないと思いますので、今日は詳しく解説していきます。
ハーブシャンプーは、インド伝承のハーブ100%でできた粉タイプのシャンプーです。トリートメントやコンディショナーは不要で、水やお湯に溶かして使います。ドラッグストアやバラエティショップでは手に入らないため、見たことがない方も多いと思いますが、ネット通販でさまざまな種類を購入できます。
私がハーブシャンプーと出会ったのは、原宿のヘナカラー専門美容室「コロリエ」です。初めてヘナカラーをした際に、ヘナカラーとの相性が抜群とのことで、オールハーブのパウダーシャンプーを使い始めました。それ以来、7年以上ハーブシャンプーを使い続けています。多くのみなさんに天然のハーブ100%のハーブシャンプーの魅力を知ってほしいと思っています。
ハーブシャンプーの成分は?
まずはハーブシャンプーの成分について解説します。
グリーンノートのアユール ネイチャーウォッシュ ハーブシャンプー/ノーマルタイプの裏面をチェック!
【全成分】として書いてあるのがアカシアコンシナ果実、アンマロク果実、ヘンナ、ムクロジ果実、タカサブロウ葉、バコパモニエラ葉、アザジラクタインジカ葉、ハイビスカス花、フラー土です。
その効能を以下にまとめました。
ドラッグストアで購入したシャンプーやトリートメントの成分表を見ると、多くの合成界面活性剤が含まれていることがわかります。これらの成分は洗浄力や泡立ち、仕上がりの美しさを向上させるために使用されていますが、その種類や組み合わせが多様であるため、頭皮や髪に与える具体的な影響がわかりにくいのが現状です。
それに比べてハーブシャンプーは成分がシンプルで、使用されているハーブの効能が明確です。自然由来の成分による特定の効果が期待できます。
ハーブシャンプーはこんな人にオススメ!
合成成分の入ったシャンプーは使いたくないけれど、石けんシャンプーの洗浄力やゴワつきが気になるという方にぴったりなのが、100%天然のハーブシャンプーです。
ハーブシャンプーはトリートメント力に優れているため、リンスやコンディショナーは必要ありません。使い続けることで、インド伝承のハーブが合成界面活性剤配合のシャンプーの使いすぎなどで傷んだ頭皮を正常な状態に戻し、同時に髪にハリとツヤを与え、髪のまとまりも良くなります。
使い続けるうちに、髪のサラッとした感触が数日続くようになるので、1日おき、2日おきと、だんだんシャンプーをしなくても湯洗いだけで大丈夫になっていきます。
ハーブシャンプーの本当に優れた点は、即座に髪にハリやツヤを与えるだけでなく、使い続けることで根本的に頭皮を健康にし、そこから生えてくる髪の本来の健康も回復してくれることです。
一方、合成シャンプーは一時的な使い心地が良くても、使うほどに髪と頭皮にダメージを与えます。
ハーブシャンプーと合成シャンプーの本質的な違いはそこにあります。
※注意点
トリートメントに含まれるシリコンは、洗髪時の髪のきしみを軽減したり、ドライ後にまとまり感を演出するものです。同時に髪をコーティングして静電気の発生を抑える役目もあります。そのため、ハーブシャンプーを使用すると、きしみやパサつきを感じる人もいます。また植物アレルギーがあると使うことができません。(事前にパッチテストをしましょう)
(香る髪HPより抜粋)
ネットで買えるハーブシャンプー4選
店舗ではなかなかハーブシャンプーを見つけることができないため、ネット通販で手に入るハーブシャンプーを紹介します。
①マハラニ ハーブシャンプー 香る髪/アートビーング(全12種類)
②アユール ネイチャーウォッシュ ハーブシャンプー/グリーンノート(全3種類)
③エコヴェーダ 2 0 1 9 オーガニックハーバルシャンプー みぐしすまし/ラクシュミー(全2種類)
HOW TO どうやって使うの?
ハーブシャンプーの基本的な使い方は、パウダーをドレッシングキーパーやシェーカーに入れてぬるま湯を注ぎ、よく振るだけです。メーカーごとに1回分のパウダーや注ぐお湯の量が異なるので、初めは取り扱い説明書をよく読んで使用するようにしましょう。作り置きはせず、洗髪する前に作るのがオススメです。
作ったフォーム状の液体を頭皮と髪になじませ、頭皮をよくマッサージします。乾いた髪に使う場合と、髪と頭皮を濡らして使う場合とがあるため、メーカーごとに異なる使用方法は説明書を確認しましょう。
今回のブログでは「ハーブシャンプーの基本」についてまるっと解説しました。
次回は使用したことがあるハーブシャンプーについて、その成分や使い心地を解説します。ハーブシャンプー選びの参考になると幸いです。
脱・合成界面活性剤で未来の髪を育てていきましょ♪
ヘアライター上條 華江