使うたびに頭皮と髪を育む、新感覚のハーブ洗髪!

前回に引き続き、今回のブログでもハーブシャンプーについて詳しく解説します。今回は実際に家で使用している様子を写真付きでご紹介しますので、「こんなふうに使うんだ!」と参考にしていただければ幸いです。

我が家には数種類のハーブシャンプーを取り揃えていますが、今回使用したのはいちばんメジャーなマハラニの「ハーブシャンプー 香る髪」です。私が初めて美容室でヘナ染めを体験したときに教えてもらったのも、このハーブシャンプーでした。
 

https://maharani.jp/kaorukami.html
マハラニ「香る髪」シリーズの中で
いちばん人気のベーシックなハーブシャンプー。
マハラニ ハーブシャンプー 香る髪
100g 1,780円




家で私が使っている生活感丸出しの現品がこちらです(笑)。
ビニール袋に入っているのが使いづらいとの意見もありますので
ガラス瓶に小分けにしておくのもオススメです。
使用後はお風呂場には置かず、湿気の少ない場所で保管してください。

パッケージ裏の【成分】をチェック!
アカシアコンシナ果実、ヘンナ、アンマロク果実、バンウコン根と書いてあります。

私たちがこれまで培ってきた「泡立つ液体シャンプー」という概念を覆すのが、パウダータイプのハーブシャンプーだと考えています。
その理由は、このパッケージ裏に記載されている【成分】にあります。
以下がアカシアコンシナ果実、ヘンナ、アンマロク果実、バンウコン根の効能について調べた内容です。

ハーブシャンプー香る髪に配合されている4つのハーブについてリサーチ

●アカシアコンシナ果実とは?
一般的には「シカカイ」として知られているインド原産の植物の果実で、特にインドや南アジアで伝統的に使用されている天然のヘアケア成分です。シカカイの果実は鞘の形をしており、乾燥させて使用されることが多いです。果実にはサポニン(天然の洗浄成分)が豊富に含まれており、髪や頭皮を優しく洗浄する効果があり、同時に髪に自然なツヤと柔らかさを与えます。

成分名:アカシアコンシナ果実(シカカイ)。
天然の石けん成分であるサポニンが豊富に含まれており、
頭皮と髪を洗浄するとともに、
髪をサラサラに仕上げるトリートメント作用があります。

●ヘンナとは?
hennnaヘンナ=「ヘナ」はインドや中東などで古くから使われている天然の染料植物であり、頭皮と髪に多くの効能があります。主な効能を5つ紹介します。
①抗炎症作用があり、フケや頭皮の炎症を抑える効果。
②頭皮の余分な油分や汚れを取り除き、毛穴をきれいにするクレンジング効果。
③頭皮のかゆみを軽減し、快適な状態をキープする効果。
④キューティクルをコーティングし、髪を強化してくれるため、髪が切れにくくなり、ダメージから保護されます。
⑤髪に潤いを与え、乾燥を防ぎます。

成分名:ヘンナ(ヘナ)。
ハーブシャンプーにヘナが入ることで、
トリートメント効果が増し、髪にツヤが出ます。
ただし、ヘナの配合量が少ないため、白髪は染まりません。

●アンマロク果実とは?
一般的には「アムラ」として知られ、特にインドの伝統医学であるアーユルヴェーダで広く利用されています。ビタミンCが豊富に含まれているので、皮膚細胞の再生を促進し健康な頭皮へと導いてくれます。

成分名:アンマロク果実(アムラ)。
髪にハリとコシを与え、頭皮と髪を清潔に保ちます。
シカカイと一緒に使うことで、
絶妙な仕上がりになります。

●バンウコン根とは?
別名「カチュールスガンディ」。薬草療法で広く使われている成分で、強力な抗菌・抗炎症作用があり、頭皮の炎症を防ぎ、フケやかゆみを軽減します。頭皮の血行を促進する効果があり、毛根に栄養を供給しやすくします。

成分名:バンウコン。カチュールの根を乾燥させると特有の芳香が漂います。
インドでは、ヘアケア、スキンケアに活用されてきました。

4つの成分が健やかな髪と頭皮へと導いてくれることが分かりますよね! 合成界面活性剤の入ったシャンプーとの違いも明確です💗

ハーブシャンプーの使い方~プロセス紹介~

アートビーイングの通販でハーブシャンプーを購入すると「はじめてのヘナとハーブシャンプー」という小冊子がついてきます! 改めて読んでみたら、それがとても分かりやすいので紹介します。

https://maharani.jp/index_shampoo.html
ハーブシャンプーを購入すると
「はじめてのヘナとハーブシャンプー」という
小冊子がもらえるので
初めてハーブシャンプーを使う人は
ぜひ参考にして!

ハーブシャンプーの使い方やQ&Aも載っていて
とても分かりやすい小冊子です。

そんなこんなで、この小冊子を参考にマニュアル通りにハーブシャンプー液を作ってみました。

用意したドレッシングキーパーに
ハーブシャンプーを大さじ1杯入れます。
計量カップで計り、お湯100CCを
ドレッシングキーパーに加えて
よく振ります。

私は普段、この半量ぐらいのハーブシャンプーにお湯200CCを加えて使っています。
※小冊子によると……洗髪後に頭皮がすっきりしない場合は粉の量を増やし、逆に髪がぱさついたり、乾燥する場合は量を減らしてみましょう。季節や体調によっても変化してくるので、多くしたり、少なくしたりして、ご自分の適量をみつけてください。また、一般的にハーブシャンプーの使い始めはたくさん使用していても、半年~1年くらいすると(個人差はあります)、徐々に使用量が減り、さらに洗髪頻度が減ってきます。とのことです! それぞれの髪の状態に合わせて量を調整していいというわけです。

洗髪方法は「ハーブシャンプー 香る髪」の場合、乾いた頭皮にハーブ液をしみこませるように塗るのがポイントです。

洗いたいのは頭皮です。乾いた状態の頭皮に髪をかきわけながら
ハーブ液をしみこませるように塗り、
頭皮マッサージをおこないます。
頭皮全体にハーブ液が行き渡ったら頭の上から
お湯を少しかけ、
もみながらハーブ液を髪全体にのばしていきます。
この間5~10分程度少し時間を置いてもOK。
最後にお湯をかけて洗い流します。

ハーブシャンプーを使い始めの頃は、マッサージ中に髪がきしむような感じがするかもしれませんが、洗い流して乾燥させると、髪の傷みが進んでいなければ、通常はサラサラに仕上がります。

「ハーブシャンプーを始めたけれど、ゴワゴワになってしまって…」という声もよく耳にします。ケミカルなカラーリング(白髪染め)を繰り返している場合、ハーブシャンプーとの相性は良くないようです。ヘナカラーから始めてみることをオススメしています。

仕上がりはどんな感じ?

翌日の髪はふんわりサラサラに。次の日に洗髪をしなくてもOKで、翌々日の髪もサラっとしていて匂いや痒みもないのが感激です!

翌日の髪はふんわりサラサラに。
右にハネるクセがある自分の髪も
風になびくようなナチュラル感があって
「ステキ」って思えるように!
ハーブシャンプー洗髪の翌々日の髪も
サラサラ感をキープ。
頭皮のベタつきや匂いも気にならないので
これからの暑い季節も快適に過ごせそうです!

また自分の顔のアップが続き、申し訳ありません!
7年間使っているハーブシャンプーですが、今回の記事を書いてみて、その魅力を再発見しました。
頭皮の匂いやベタつきが気になるこれからの季節は特にハーブシャンプーがお役立ちですね♪

上から撮ると
白髪の染まり具合がよく分かってムムムムム。
気にしすぎるのもよくありませんが
どうにも気になるアラフィフ心よ~。

さて自然光での撮影で白髪が気になり出したところで、次回は「白髪が気になりだしたら、ヘナの始めどき~初心者でも、ちゃちゃっと染められる~」という記事をお送りする予定です。白髪が気になり出した男性にもオススメのヘナカラー。ケミカルな白髪染めを始めちゃう前に、ヘナの魅力に気付いて~!(雄たけび)

いっしょに未来の髪を育てていきましょ。

ヘアライター上條 華江